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ホーム出版のご案内「居宅介護支援・訪問介護・通所介護 選ばれる事業所 運営の鉄則 運営基準・実地指導・介護サービス上の公表制度を深読みする」第四章概要

書籍出版のお知らせ

すでに6月下旬に刊行した書籍について、概要をお知らせいたします。

平成18年度に始まった「介護サービス情報の公表制度」で主任調査員を11年務めてきた筆者は公表のための調査で、これまでに400カ所余りの居宅サービス事業所、介護施設等を訪問しました。

中でも事業所数が多い居宅介護支援、訪問介護、通所介護の事業所で見たり、聞いたり、感じたことを一冊の本にまとめました。その内容について、各章の概要をまとめましたので、ご興味がございましたら、お読みください。

第四章の概要について

前回の第三章の概要に引き続き、今回は第四章では、「介護サービス情報の公表』制度の運営情報項目」について解説していますので、その概要をお伝えします。

第四章は9つの項目で構成しております。

一項は、「介護サービス情報の公表制度に対する不要論」と題して、この制度が活用されていないから不要であるという多くの意見等をテーマに取り上げました。

二項では、「自事業所の公表内容を見ていない管理者」をテーマとして、不要であるから制度そのもにも関心がないままでよいのだろうか、サービスの質の向上に役立てる方向で考える必要はないだろうかという内容になっています。

三項は、「基本情報調査票に記載した内容がその事業所を物語る」と題して、前年度の退職者数や前年度の採用者数などをみています。ここでは、その事業所の従業者の定着率がわかります。さらに従業者の経験年数も新人、中堅、ベテランの人数をみると、どの程度サービスの質に影響するかも想像できます。

四項では、「運営情報調査票の項目がすべて『あり』だと、よい事業所と言えるか」という題目の通り、公表内容がよければ、よい事業所とは言えません。『なし』の項目があったとしても、その項目の改善に努めていることがホームページ等で明らかにされていれば、よいのではないでしょうか。

五項は、「倫理及び法令遵守の研修記録に何が書かれているか」という題目で書いています。会社や事業所内で決めている従業者が守るべき倫理規定や従業者心得などの研修と、 介護保険サービスの提供に関わる法令についての研修を行った記録の内容はどうあるべきかについて解説しています。

六項は、やや難しいテーマです。「業務改善会議の議事録に何が書かれているか」と題していますが、そもそも、業務改善会議ではどのような議題で討議しているかが重要になります。ここでは、わかりやすい事例を紹介していますので、参考になると思います。

つぎに7項、「新任者や現任者の研修計画で何をやるべきか決まっているか」という題目通り、新任者対象の研修カリキュラムがあり、現任者を対象とした年間研修計画があるかどうか、また研修で取り上げているテーマなどはどういうものか、事例を提示して解説しています。

八項では、「個人情報保護方針や個人情報の利用目的はわかりやすく書かれているか」という題目になります。利用者やその家族が読んで理解できる表現であり、パンフレットやホームページなどに掲示していることが求められています。勿論、事業所内の目立つと場所に掲示することも必要です。そうした内容を詳しく解説しています。

最後に第九項、「サービスの質の確保のために行っていること」です。事業所自己評価や利用者アンケートを通じて、事業所の改善課題を把握して、その改善に向けて取り組んでいることが求められます。この項目は重要ですので、第一章六項を参照していただくとともに、利用者アンケート実施の留意点を参考に、両者を継続的に行うことをお薦めしています。

次回は最後になります。
第五章の概要をお伝えします。

「居宅介護支援・訪問介護・通所介護 選ばれる事業所 運営の鉄則 運営基準・実地指導・介護サービス情報の公表制度を深読みする」

居宅介護支援・訪問介護・通所介護 選ばれる事業所 運営の鉄則
 運営基準・実地指導・介護サービス情報の公表制度を深読みする

著者/福岡 浩

有限会社 業務改善創研 代表取締役

介護事業運営コンサルティング・業務改善コンサルティング

B5判 2色刷 152頁予定 予価2,315円+税(ISBN 978-4-7760-1838-4)

現場の問題とその改善方法

成功事例・失敗事例から学ぶ勝ち残り方

本書の3つのねらい (1)運営基準 (2)実地指導 (3)介護サービス情報の公表制度

目次

第1章 介護事業所のサービスの質が向上しない原因

  1. 職員研修はやっているが効果が実感できないのはなぜか
    ~研修効果を測定する仕組みがない~
  2. 介護サービス計画は立てているが評価と見直しが不十分なのはなぜか
    ~アセスメントとモニタリングが不十分~
  3. マニュアルが活用されずサービスが自己流になっていないか
    ~お飾りの古いマニュアルがあるだけ~
  4. 記録の書き方だけを何度勉強しても期待するほど効果が上がらないのはなぜか
    ~記録の前提となるサービス提供内容は計画書に沿っているか~
  5. 会議、ミーティング、打ち合わせの目的と進め方が理解できているか
    ~会議次第がないから、何をどのくらいの時間で討議するかがわからない~
  6. 事業所自己評価を実施しないと運営課題が把握できないのはなぜか
    ~何が問題かわからなければ改善は進まない~
  7. 利用者アンケートを実施しても分析できないのはなぜか
    ~事業所が満足する顧客満足度調査になっていないか~
  8. 経営理念や事業所運営方針が日々の実務と結びつかないのはなぜか
    ~経営理念を壁に貼っているだけでは何も変わらない~

第2章 介護事業所運営の最低限のルールである運営基準を深く理解する

  1. そもそも誰のためになぜ運営基準はあるのか
    ~ルールを知らずに野球やサッカーができるか~
  2. 管理者が理解していても、介護職員は全く知らない
    ~運営基準では事業所の職員全員が理解し遵守することを求めている~
  3. 運営基準の重要な3つの方針を理解しよう
    ~読んだことがあるけれど、ほとんど理解していない3つの方針~
  4. 「~しなければならない」と「~に努めなければならない」の意味
    ~やっていなければ、運営基準違反になる可能性がある~
  5. 運営基準の疑問点、不明点を誰に聞くか?
    ~聞きやすい同業他事業所の管理者だけは避けたい~
  6. 介護保険サービスのプロなら理解しておくべき運営基準
    ~介護サービスのプロではなく、介護保険サービスのプロであるべき~

第3章 実地指導と監査の違いも知らないから怖くて不安

  1. 集団指導講習会はなぜ管理者出席が義務づけられているか
    ~事業所に対して指定を出しているからその事業所の管理者は責務がある~
  2. 指導と監査の違いを知れば不安解消
    ~両者の違いを正しく理解している管理者は少ない~
  3. 実地指導の目的は何か
    ~いつ来るか?なぜ来るか?~
  4. 実地指導で指導官が確認するもの
    ~指導官は最初の2,3点書類を見れば運営状況が把握できる~
  5. 変わりつつある実地指導の内容
    ~実施頻度を高めるための効率的な指導へ~
  6. 運営基準の理解が実地指導を楽にする
    ~実地指導は運営基準通り運営しているかどうかを見ているから~
  7. 指導官に褒められる事業所運営のポイント(要点)
    ~実地指導中に事業所内も見ている、聞こえている~

第4章 『介護サービス情報の公表』制度の運営情報項目の重要性

  1. 介護サービス情報の公表制度に対する不要論
    ~制度が活用されていないから必要ないか~
  2. 自事業所の公表内容を見ていない管理者
    ~公表内容を見る人が少ないという甘さ~
  3. 基本情報調査票に記載した内容がその事業所を物語る
    ~運営法人の概要や事業所の規模、利用者数、従業者数、指定年月日など~
  4. 運営情報調査票の項目がすべて「あり」だといい事業所と言えるか
    ~虚偽報告は罰せられることもあるので、「なし」があっても悪いわけではない~
  5. 倫理及び法令遵守の研修記録に何が書かれているか
    ~研修実施年月日、研修場所、研修参加者名、研修内容の概要など記載されているか~
  6. 業務改善会議の議事録に何が書かれているか
    ~業務改善を議題とした会議であることが理解されていない~
  7. 新任者の研修計画で何をやるべきか決まっているか
    ~経験の有無に関係なく行う新任者研修のカリキュラムがある~
  8. 個人情報保護方針や個人情報の利用目的はわかりやすく書かれているか
    ~ネットで入手した雛形をそのまま使用していないか~
  9. サービスの質の確保のために行っていること
    ~建前上行っているのでなく、実質的なサービスの質の確保を継続するために~

第5章 運営基準・実地指導・介護サービス情報の公表制度を事業運営に活かすために

  1. 介護のプロではなく介護保険サービスのプロフェッショナルになろう
    ~介護技術のスキルアップだけで介護保険サービスのプロと言えるか~
  2. 寄り添う介護だけでなく顧客満足度も追求しよう
    ~寄り添う介護は提供者の自己満足に陥りやすく~
  3. 介護事業所のサービス提供は1本の電話で始まる
    ~電話応対技術もサービスの質の要素~
  4. 懇切丁寧なサービス提供とわかりやすい説明の実現に向けて
    ~運営基準にある「懇切丁寧」や「わかりやすく説明」を改善する~
  5. 運営基準・実地指導・介護サービス情報の公表制度を活用して事業の継続性を高める
    ~経営環境の変化に対応できる事業運営の仕組みづくりのために~
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