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有限会社業務改善創研のコラム(介護コンサルタント福岡浩)

介護コンサルタント福岡浩のコラム

目的を整理する「6W3H」

新聞を読まない人が増えていることは、時代の流れですから仕方がないと思いますが、 新聞の記事には、事故や事件などを正確に読者に伝えるという目的があります。 新聞を読む習慣が、知らず知らずのうちに目的を整理して記録したり、報告書を書くことに大いに役立っていると考えられます。

さて、この「6W3H」とは、一般的に言われている「5W1H」に加えた3項目が重要になります。

特に介護サービスの提供後に書かれる「介護サービス提供記録」の書き方として参考になりますので、ご紹介します。

「6W3H」の6つのWは、1.WHO(誰が)2.WHEN(いつ)3.WHERE(どこで)4.WHAT(何を)、5.WHY(なぜ)に加えて、6.WHOM(誰に)、になります。
3つのHは、1.HOW(どのように)と、2.HOW MUCH(いくらで)、3.HOW LONG(どのくらいの期間で)、になります。

たとえば、

私は、(1.WHO)
クライアントと約束した日に (2.WHEN)
そのクライアントの介護事業所で、(3.WHERE)
介護事業運営の改善のために (5.WHY)
会議に出席して (1.HOW)
100万円で (2.HOW MUCH)
1年間 (3.HOW LONG)
介護事業所職員に (6.WHOM)
コンサルティングを行います。(4.WHAT)

また、

訪問介護員は、(1.WHO)
本日 (2.WHEN)
利用者宅で (3.WHERE)
要介護高齢者に (6.WHOM)
利用者の自立支援のため (5.WHY)
掃除や洗濯をして (1.HOW)
利用者一割負担額で (2.HOW MUCH)
1時間 (3.HOW LONG)
介護保険サービスを提供します。(4.WHAT)

必要に応じて、この「6W3H」をすべて使わずに、「5W1H」を活用することもあります。

数多くの介護事業所や介護施設でサービス提供記録書を見てきましたが、利用者の様子などを記載する欄に書かれる内容が、 観察した結果ではなく介護職員の感想や提供したサービスの詳細などが書かれていることがあります。

利用者を観察したことを記録するとは、どういうことなのか、「いつもとお変わりなくお過ごしでした」と書いてあると、 これが観察したすべてなのかと疑問に思います。

たとえば、

山田花子さんは、(WHO)
午後から(WHEN)
日当たりの良い居間で(WHERE)
テレビを見ながら笑い声が絶えませんでした。(WHAT)
番組は漫才だったので、余程面白かったようです。(WHY)
サービス開始当初の半年前に比べて、ベッド上よりも車椅子に座る時間が長くなりました。(HOW LONG)

と、観察した結果が書いてあると、この利用者の様子が伝わってくるのではないでしょうか。

介護サービス提要記録書、事業所内定例会議議事録、研修報告書、相談苦情受付記録書、ヒヤリハット記録書等など、 記録書や報告書の書式を6W3Hや5W1Hで記載できる様式に変えるだけでも記録や報告の内容が見違えるように変わります。

2015年1月22日掲載

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